取材
2019年3月
クレーンと働く人
老舗本格基礎工事会社A.H.BECK FOUNDATIONで総監督を務めるDavid Stroupさんが、
プロジェクトへの思いやコベルコのクレーンを选ぶ理由を话してくれました。
David Stroupさん
1996年、A.H.BECK FOUNDATION入社。現在、総監督 (General Superintendent)。
夸り高きプロジェクト、ヒューストン?シップ?チャネル?ブリッジ
悠然と流れる大きな运河沿いに2台、コベルコのクレーンを発见した。黄色い机体に贴られた赤いステッカーには、A.H.BECK FOUNDATIONという文字。この会社こそ、今回の主役である老舗本格基礎工事会社A.H.BECK FOUNDATION。創業は遡ること1932年、創業者August Henry1世は、橋梁等の建設で地盤に基礎を埋設するための掘削シャフトを埋め込む工事の草分けの一人だそう。広いアメリカの中でも高難易度と言われる南部を中心に、本格基礎、地盤改良および土留めの請負業社(Specialty deep foundation, ground improvement and earth retention contractor)として工事を手がけるスペシャリスト集団である。
David Stroupさんは総監督。お仕事の内容を教えてください。

「この工事は、ヒューストン?シップ?チャネル?ブリッジプロジェクトというヒューストンの一大プロジェクトです。私たちは、基础工事を受注。现在、巨大な穴を掘削しているところです。私はここで、プロジェクトの进捗确认や工事に使用する様々な装置の手配をしています。契约に基づいて、确実に工事作业を进捗できるよう手配を行う役目です。」

このプロジェクトの公式サイトによれば、2024年に上下线开通、10亿ドル规模のプロジェクトとある。基础工事完了はどれくらいかかるのだろう…。今はどのような状况の工事が行われているのですか?
完成イメージ
「新しくできる桥は斜张桥で、北侧と南侧それぞれに2つの主塔を建てるのですが、その基础工事を行っています。また、新桥への仮道路(础辫辫谤辞补肠丑)の基础工事も担当しています。交通の要所ですから、通行止めにせず仮桥を建设して古い桥を解体、そして新しい桥を架けるという手顺になります。クレーンの稼働は2018年6月、地盘掘削を开始したのは8月中旬のことでした。少なく见积もっても1年半は完了するまでにかかるでしょうね。」

A.H.BECK FOUNDATIONがこの大プロジェクトを受注できた要因のひとつは、なんと言っても抜きん出た経験値の高さだろう。いくつもの困難な地盤工事を乗り越えてきたという実績が、絶対的な信頼を勝ち取っている。
日顷から特殊作业も多いそうで、社员教育には力を注いでいるそう。
「これほど大きな掘削作業を伴うため、NCCCO(National Commission for the Certification of Crane Operators: アメリカのクレーン運転士資格)さえ持っていればいいという訳にはいきません。当社のスタッフは、非常に長時間の訓練を行っています。作業に対する準備を整え、誤操作をなくすことが何より大切です。装置の使用法や地盤への掘削シャフトの正しい埋め込みを日常的に徹底教育しています。一見、地味で退屈な作業に思うかもしれませんが、長い目で見れば、実に有用な訓練だと考えています。」
A.H.BECK FOUNDATIONは一日にして成らず。
こうした地道な锻錬が、夸り高い大プロジェクトに携わる喜びへと繋がっていく。