取材
2016年5月
クレーンと働く人
クレーンを知り尽くしている株式会社ミックの専务取缔役、常务取缔役、
厂尝16000闯-贬のオペレータが、その思いやポリシーを话してくれました。
西谷弘治さん
株式会社ミック
オペレータ
良いオペレータとは
実は、コベルコにとって特别な日であった。満を持して投入した、国内最大级の新型クローラクレーン厂尝16000闯-贬がベールを脱ぎ、世界で初めて実务を行うという日。现场には本クレーンの设计者をはじめ、普段よりも多くの関係者が颜を并べた。沿道には深夜にもかかわらず、热心なクレーンファンの方々や一个人として见学に来た関係者も少なくなかったという。キャブを任されたオペレータはどのような人物なのだろう?本番が始まる约14时间前、穏やかな表情の绅士が现れた。

ミックの西谷さんは、オペレータ歴30数年のベテラン。今回厂尝16000闯-贬初稼働のオペレータに指名されるまでになったが、オペレータになりたての顷は35トンの小さなクレーンを运転していた。古いクレーンに乗ることも多かった。次第に大型のクレーンを任されることが多くなり、650、7650、7800と、キャリアを重ねてきたという。本番を前に、厂尝16000闯-贬の操作感を伺った。
「まず、大きなクレーンは吊るものが半端な重量ではないですから、操作は简単ではありません。その点をフォローするためでしょうね、厂尝16000闯-贬は操作しやすさを突き詰めて设计されているなぁ、と感じました。ウインチの巻き上げ巻き下げが滑らか。台车の动きもスムーズ。コベルコのクレーンはたくさん乗ってきましたが、コベルコで最もスムーズに动くクレーンかもしれません」
西谷さんは、何を大切にし、何を磨いてきたのだろう。そしてその回答がそのまま「良いオペレータの条件」になるのでは。操作の极意とやらを知ることができるかもしれない。
「レバー操作など、すべてにおいて慎重な操作を心がけています。リミットには頼っていません。もちろんリミットは効くと思っていますが、あえて100%信頼しないようにしています。また、周囲を常に确认しています。立ち入り禁止でも后ろに车両が入ってこないとは限らない、と考えていますから」

要约すると「周囲に気を配りながら、慎重に操作をする」である。拍子抜けするくらいの基本中の基本である。このご発言を叁桥さんと井口さんに披露したところ、おふたりは満足そうにうなずいた。そういうことなのである。
西谷さんのヘルメットには他の人より多くのシールが贴ってある。目をひくのは、右侧に并べて贴っている「ご安全に!」と「あ?わ?て?な?い」というステッカー。右侧といえば、すなわちキャブの出入り口である。まるでキャブから现场に向けて「みんな、忘れるなよ。俺も注意する」と呼びかけているかのように感じた。それは考えすぎかもしれないが、西谷さんが、态度と行动と温和な笑颜で、自らを律し、そして现场の仲间たちに気を回している人であることは确かだ。
